世の中に存在するサービスの多くは慈善事業ではありませんので、売上が低迷すれば撤退もあり得ます。これはスマホゲームが非常に分かりやすい例であり、リリース直後はガチャなどで大幅に儲けていたとしても、ユーザーが飽きて課金しなくなったらあっさりと撤退するでしょう。
投資に関しても同じであり、お金を投入してくれるユーザーがいなくなれば撤退は十分あり得ます。証券会社などはお金を持っていそうなので潰れない…というのは単なる幻想であり、過去には破綻した証券会社もありました。
バイナリーオプションで人気のハイローオーストラリアについても「売上が落ちているから撤退するって本当?」なんて不安になっている人がいます。実際にそれはあり得るのか、現時点での結論をお伝えいたします。
ハイローオーストラリアが撤退すると言われる理由
そもそもなぜハイローオーストラリアが撤退すると言われているのかですが、それには以下の理由が関係しているでしょう。
- 世界的にバイナリーオプションへの規制が進んでいるから
- 日本では未認可の業者だから
世界的にバイナリーオプションへの規制が進んでいるのは事実であり、一部の国では取引自体ができなくなりました。日本では取引こそできるものの、国内の業者は厳しい規制の中でサービスを提供しており、使い勝手はかなり悪いでしょう。
また、ハイローオーストラリアは日本では未認可の業者となっているため、「いつかは締め出しを食らうのでは?」と心配する人が後を絶ちません。未認可でも利用自体は普通にできるので、真実はどうなのか気になるでしょう。
現時点で売上が落ちた事実も撤退するという報告もない
現時点においては、ハイローオーストラリアの売り上げが落ちたという事実も撤退するという報告もありません。海外の企業なので日本からだと動向が分かりにくいというのもあるのですが、それでも怪しい感じはとくにないでしょう。
そもそもハイローオーストラリアは業界最大手と言ってもよく、日本だけでなくほかの国にも多くのユーザーがいます。利用を禁止している国が増えれば売上にも響くかもしれませんが、日本やアメリカといった経済大国ではまだ取引できるため、現状では心配し過ぎることはありません。
将来のことは分からない?
ただし、将来のことは分からないというのも事実です。世界的な規制が進んで多くの先進国で禁止になったら、日本とて対岸の火事とは言えないでしょう。そうしたことから、「バイナリーオプションだけで生活したい!」と考えるのはおすすめできません。
一応はすぐに撤退することはないので、副業に興味がある人が軽く試すにはおすすめの投資方法だと言えます。